C.ベヒシュタイン、ショパン国際ピアノコンクールへ再び!
『半世紀の沈黙をやぶり、ワルシャワに甦るドイツの名器の響き――ベヒシュタインが第19回ショパンコンクールにカムバック』
この記事を見て私はすごく興味を持ちました。
実は私、このところ東京へ出張しておりまして、ベヒシュタインジャパンの工房で仕事をしております。ドイツの名器の技術を学ぶことで、まだまだ私には技量の足りないことを知りました。
そんなドイツの名器C.BECHSTEINは、世界三大ピアノに入るメーカー。このような企業と関わる事ができ、私もこれが最後のチャンスなのではという思いです。
そしてそんな中、今年がショパン国際ピアノコンクールが開催される年に、半世紀の沈黙をやぶりベヒシュタインが参戦する情報を知り、私はこんなタイミングでベヒシュタインに関わる事が出来て幸せに感じました。
ベヒシュタインのピアノの音は、可憐な音色で低音から高音まで濁りのない音質で奏でます。タッチは軽やかで幅広いコントロールができます。ピアニシモからフォルテシモまでの音の強弱も豊かで、ペダリングのコントロールも表現豊か。
アップライトピアノもグランドピアノと同じ様な素材なので、グランドピアノと比べても劣らない可憐な音色で濁りのない音質、タッチ感もアップライトピアノとは思えないようなコントロールのしやすさ。
このブログをご覧になられてる皆さまにも、ベヒシュタインのピアノの音を弾いてもらって感じてもらいたい思いです。
この様なピアノに出会えて私も幸せに思います。そしてその反面、まだまだ勉強不足だったこと、経験不足だったこと、数多く関わっていなかったこと、... ...
反省する面がたくさんあります。
僕の残りのピアノ技術の人生、真っ当していきたいと思います。
「Sweet music」の企画コンサートも、皆さまに心温まる音楽をお届けして参ります。
0コメント